こんにちは、このブログは私達の界隈《金曜ダンジョン》の共同ブログになっています。始めての記事でこんな事を書くのもどうなんだろうと思ったのですが、自分の気持ちの整理も兼ねて書きたいと思います。
少し前に開かれたDM甲子園、私も参加して赤白バイクで猿相手にカブラカターブラ踏んで負けたり赤黒デッゾミラーで炎帝にイカされたりなどしつつも楽しんでいたのですが、中盤を過ぎた辺りで知り合いからこのような話をされました。
「イカサマをされた」
話を聞くと墓地のカードを手札に加えたらしい。そんな事をする輩が居るのかと私は大変驚きました。そしてそのあとの対戦で何とイカサマをした人がいるチームに当たり、対面に座ったのはイカサマをしたと聞いた張本人であった。そもそも言い逃れ出来ないイカサマがバレたのに何事も無かったかのようにcsに出続ける根性にもびっくりしたが私は内心
「こんな奴に負けてたまるか」
と思いつつ相手の手つきを凝視していた。
手札、マナ、墓地を何度も何度も触り、稀にカードを散らかして戻す。
常習だろうと言う予測が容易についた
(証拠が無いのであくまでも予測です)
私はますます腹が立ち、こいつにだけは負けたく無いと思っていた。
しかし、負けてしまった。
デッキがそもそも不利対面だったのもあったが、私はサマ師に負けたという事実が悔しくてたまらなかった。
それと同時に、csに出る気力も失われて行くのを感じた。
「あの時の理不尽負けはもしかしてイカサマをされていたのではないか?」
そういう思考が脳裏によぎる自分にも嫌になっていた。
その後にアツイ展開もしたのだがどうにも気分は晴れない。それほどサマ師に負けたのがショックだった。
現在の環境はモルトnextや猿ループが理想ムーブをしたらほぼ止まらないことが多い、つまりイカサマをやり得な環境にある。勿論この2つのデッキタイプを使用している人間の9割以上は真剣にデュエルマスターズをしにきているプレイヤーである。しかし、もしも1%でもイカサマをしている奴がいたとしたら、そしてそいつらがcsやgpで結果を残しているとしたら?
この問題は真剣に考えるべきだと思う。小さなカードショップの公認大会で子供がつい勝ちたくてやってしまうインチキとは違う。
公式の大型大会で、実質賞金と同じのプロモカードを目当てに大人達が見破りにくいイカサマをしているのである。
実際今回のイカサマがバレた奴はcsで何度も入賞していた。恐らく今までの全ての入賞にイカサマ疑惑が付きまとうことになるだろう。それだけならまだ良い。
問題は、健全なプレイヤーにまで疑惑が生じてしまう事である。
「この構築は初動を減らしすぎているのに何故勝てるんだ?さてはイカサマだろう」
「このデッキは構築論において都合が良すぎるのに何故勝てるんだ?さてはイカサマだろう」
この様な疑問を抱く者も少なからずいると思うし無理もない。
今まで真剣に構築を考え、正々堂々と戦っていたプレイヤー達にまで疑惑の目が向けられてしまうのは非常に悲しいことである。
イカサマをしてくる相手に対抗するには、イカサマについて知識を得ること、相手の動きをよく見ておく事しか対抗手段は無い。
この辺りに関しては詳しく書かれた記事が幾つか存在するのでそちらを参考にして貰いたい。
知識を持ってしっかりと相手の動きを見て自衛する事も大事だが、私はそれ以上に自分が疑われない様なプレイを目指す事も大事だと思う。よってここではイカサマに見られない様なプレイについて述べる
1,盾と手札を明確にする
デュエルマスターズは最初に盾と手札、それぞれ5枚ずつを盤面に置く、この時マーキングなどをして手札と盾を選ぶ人間がいるので、置いた時点でしっかりと手札と盾を明確に示して置く必要がある。例えば手札側の5枚の1枚を横向きにするだけでも、手札側である意思表示になる。他にも手段はあると思うが、いずれにせよ手札と盾を明確に分けるだけでも自分がイカサマをしていないという意思表示になる。
2,相手のターン中に盤面をなるべく弄らない
相手のターン中、特に相手が考えている間に墓地やマナを触る行為は最もイカサマを疑われる行動である。よって手札は枚数を分かりやすくマナの横あたりに伏せて置いて置く事が望ましい。
3,墓地を触るときは細心の注意を払う
墓地のカードを見るときは何も疑わしい事はしていないという事をしっかりと示すと相手も信頼しやすい。私が聞いたのは手札を持ったまま片手で墓地をパラパラと見て、そのあとに手をグーにして何も持っていない事を示してから手札側に手を戻すというものである。言わずもがな墓地をシャカパチするなどはやめた方が良い。
他にもあると思うが自分が聞いたのはここまでなので他にもある場合は是非周りの人に広めて欲しい。
最後に私が言いたいのは、初対面の相手と戦う時にはまず注意深く相手のプレイングを見てください。そして自分は疑われない様な綺麗なプレイングを目指して下さい。そうする事で勝っても負けても、勝負が終わればお互いに信頼関係が生まれると思います。
ここまでの長文、ご精読ありがとうございました。何か意見がある場合はTwitter (@marungoni )まで直接どうぞ。