こんにちは、高槻です。
先日、3月頭の週末に二日間に渡って静岡csが開催されましたね。
1日目は個人戦、2日目はチーム戦、でまあ両日とも参加してきたわけなんで2月末に新殿堂が施行されてからすぐのCSでした〜、ということでちょっと考察とかなんとか置いとこうかなーと。
1日目、個人戦
とりあえず周りをざーっと見渡してまず思ったのが
「サザンいなくね?」
「っていうかモルネク多くね?」
の二言でした。
ここですでにサザンに寄せたせいでモルネクに対して耐性が低下したドロマーを持ち出してた私選手、冷や汗を拭いきれなくなる。
ロージアミラダンテも予想してたほど多くはなくそこは助かったと言えばまあ助かった感じはしたものの、サソリス系は予想通りちょくちょくいてどうなることやら。
昔の黒緑速攻のような立ち位置程度の分布に赤バイク、サソリスと同割合かちょっと少ないかなーくらいの印象の数ビックマナ系統(オールデリートや5cジョリー等)が見られました。
当然ごく少数の分布になるだろうマークロループやNEXミラダンテみたいな一応地雷枠になりそうなデッキも見かけたり。
私個人の対面デッキは
1、vsマークロループ ○
2、vs赤白バイク ○
3、vs赤緑モルネク ×
4、vs赤緑モルネク ×
5、vsNEXミラダンテ ○
前半3-2でなんとか後半戦進出、モルネク許せねえ。
ちなみにこの5戦中4人顔見知りとかいうここはブ○ーホースですか?みたいな対面してたなんていう余談もあったり。
後半戦
6、vs赤緑モルネク ×
7、vs黒ランデスビックマナ ○
8、vs緑単サソリス ○
9、vsデアリモルネク ○
モルネクしかいねえ…、通算6-3で無事死去しました。
構築をサザンに寄せた副産物というかまとめてウィニークリーチャー見れてるって点がどうなるかなと思ってたところ、サソリスに対して先攻から特に危ないところもなく勝ちに繋げられた辺りは収穫でした。
マナロックを失ったモルネクに対抗するためにビマナが増えるんじゃないのって考えてた読みはまあそこそこあってたんですがそもそもモルネクがこんなに多いとは思いませんでしたね、チーム戦なら増えるのも納得だったんだけど…。
チーム戦の話へ移る前にひとまず私が使ったデッキレシピをば
個人的には珍しいことなんですが翌日のチーム戦でもこれを1枚もいじらずそのまま使いました、だいたいいつもは2〜3枚は変えてくんだけども。
いくつか変な枚数になってね?とか前言ってた採用枚数と違うくね?みたいな箇所を多少言い訳解説したいと思います。
《ゴースト・タッチ》
2〜3枚→0枚
ほんとは採用したい、なんだけど枠がなくなってしまった。
パクリオの採用に伴ってハンデス枚数は合計11枚になるようには確保されているため、パクリオの枠を探しているときに削る枠の筆頭になって犠牲になった。
《制御の翼オリオティス》
3枚→1枚
バスター消えたじゃんっていうのが手っ取り早い一言解説。
新環境でこいつが仕事する対面はバイクとバスターリペアくらいと予想したものの、ブロッカーが欲しい対面は相変わらず存在するため0には削りきれずに未練のごとき1枚の採用に変更。なんだかんだ地雷デッキが悪いことしようとしてるときにも大抵は刺さる辺りでミルアーマよりはちょっとだけ優先度高いかなーってくらいの調整枠になってます。
《学校男》
0枚→3枚
サザン激増読み気合いの3投。
オリオティスの枚数減ってるのも共存使用が難しいから半分はこれのせい。
サザンに対しての盤面除去って実質ハンデスだからね、手っ取り早いね。
ハリデルとの噛み合いも含めてとりあえず引きたかったカードだから2枚にはできなかった。
《アクア・ベララー》
0枚→2枚
ロックするというより新環境でしかも静岡、何がいるかわかったもんじゃなかったから早期に相手のデッキや手札に握り込むカードの情報を得るために再び投入。
なんだかんだ便利だしコイツでテキトーに準ロック紛いの状況に持ち込むだけで勝てることもちらほら。
《コアクアンのおつかい》
1〜2枚→0枚
今までコラプスウェーブとかベララーとかいう墓地に落としていい青単色カードばっかりだったのが、パクリオとかいう青単色の引きたいカードが投入されてしまったので全てエナライとデモンズライトに変更。これだから青単色は嫌いなんだ。
《パクリオ》
0枚→3枚
秘術師ミラクルスターが余りにも致命的だったためマッドネス警察パクリオくん久々の登場。いやほんと致命的なんすよアイツ。
サザンやサソリスに対してもピーピングでキーカード抜いてくだけで被害出せるし、使えない対面はほとんど存在しないけども個人的に4コスがドロマーにとって割と重いカードなため3投止まり。
《予言者マリエル》
1枚→0枚
ドルマゲドンの封印が剥がれるだけで死んでしまうので想定対面で使える相手が余りに少なくて抜ける事態に。赤バイクに対してだけ出せばほぼ勝ちになるものの赤バイクなんて普通になんとかなるので必要ないと判断。
ぶっちゃけこれもバスター消えたしもういいじゃん枠。
《クリスタル・メモリー》
0枚→1枚
デッキの枠を1枚で勝手に倍増させるやつ。使い勝手は2/3ターンを使って好きなカードに化けるものってくらいだと思ってください。
これ1枚採用でファルピエロ1枠、墳墓1枠、コラプス1枠、ガードホール1枠、の計4枚分のデッキの枠を空けれましたがデッキを40枚にするための割と苦肉の策です。
一応サザン相手には死ぬ気でハリデルを持ってこないといけない辺りや盾にあるカードが確認できる等のそこそこの役割もあり。
なぜかプロモなのはそれしか手元になかったからです許して
《コラプス・ウェーブ》
2枚→1枚
以前の記事に2枚以上採用をしろーなんて言ってますがあれは赤黒ドルマゲを倒したいためなんでブラックサイコ殿堂によって消えた読みでロックかけれればいいな程度の1枚。クリメモもあるしね。
ロックするカードをベララーのみにしなかったのはベララーだとモルネクやビックマナに対してロックしきれない場合が多々あるためこちらも残した方が柔軟に対応できそうだったからです。
クリメモ採用が功を奏して以前と変わらない活躍でした。
《Dの地獄ハリデルベルグ》
0枚→2枚
サザンとサソリスを滅ぼすためのフィールド。
調整段階でサザンはこれが展開できればほぼ勝ち、サソリスはこれの返しにボアロ建設されなければだいたい勝ち、といったレベルの刺さりっぷりでした。
以前はサソリスには後攻を持ってかれると手札を削りきれずに盤面展開されて負けというパターンが多かったですがドロマー側が先攻でこれを貼るとなんとか五分以上には持ち込めるようになりました、大健闘。
《超次元ガードホール》
2枚→1枚
正直今までも7マナまで到達してこんなん撃ててる時点でだいたい勝ち盤面やろって思わなくもなかったけど、簡単にヴォルグを回せるからマナに1枚切っても大丈夫なように今までずっと2枚だった枠をついに削っちゃっただけ。
学校男の採用によってシャチホコ2体盤面で進めるとシャチで学校男出す→ヴォルグと学校男破壊→もう一体のシャチはファルピ出してリバイヴホール回収。といったヴォルグを次元に返す行程が流れるようにできてしまうんで最悪この枠はファルピエロにも変更可能。
マナに切ったらどうすんねんという疑問はコラプスウェーブと魔天降臨がマナ回収を兼ねるため必要ならそこでなんとか補う感じで。(コラプスロックしながらベララーを同時に立てておくと相手の山上をずっと自分で確認できるからコラプスを自分のマナ回収に使えるタイミングも作れますってだけの細かい芸当を利用。)
超次元ゾーンに関してはシャチホコ2枚が元々《アクア・ベララー》の試行回数を無理矢理嵩ましすることを目的としてたので以前と変わらず。
ちなみになんで勝利のリュウセイカイザー入れないのってちょくちょく質問を受けるんですが、私個人のプレイスタイルではほとんど使った覚えがなかったからってのが簡潔な解答です。
基本的に相手のハンドが切れるまでハンデスを最優先して次元呪文は二の次って感じで回すのでハンドがない相手にはまあ勝利リュウセイなんて出しませんよねーっていう自己分析。
ところでドロマーハンデスの次元ってなんでヴォルグ2枚なんですかね、これだけ自分で完全に納得できる解答が見つからないのが最近の悩み。
長期戦の後にラストストームで同時に2枚投げれば終わりってとこを作れたりするくらいしかメリットが見当たらないんだけど…
昔ならディアス+ヴォルグ+ヴォルグで20コストって説明もできたのだけれど今はわかんなくなってきました、正直勝利ガイアールの2枚目でもいいんじゃないかと真剣に悩んでます。
で、二日目のチーム戦のお話。対戦レポート。
相談ありってクッソ楽しい!!!!!!!!
一度も横からアドバイスとかツッコミは飛んで来なかったけどな!!
メンバーは私、TK、ばんぱく、で各々のデッキはドロマーハンデス、マーシャルクイーンループ、4cオールデリート、でした。
だいたいわかってたけど対戦始まると私の場合自分のプレイに集中しすぎて横一切見ないのよね、聴覚だけはフリーだから横が相談してたりするのは割と聞こえてるんだけども。
1戦目
vsマーシャルクイーンループ
なんかまた見覚えあるチームが座ってるぞ〜、鬼面張られなければいいなーと思ってたら開始3秒で横から「1コスト、海底鬼面城張ってエンドで」って聞こえてきた、やるなTK
なお私の対面は鬼面城張って来ずハンデスしまくってたらキーカード全部抜いて終わり、ああ無情。
ばんぱくも「3分で片付けてやったぜ!!」とウキウキ顔、チーム3-0勝利。
2戦目
vs 5cバスター
やっぱりまだおるんかい!!特攻撃ったらイーヴィル落ちてきたぞ!!イエーイ!!!
ハンド枯らしてベララーくんの出番だ〜っつってたらまあ勝ち。
横もなんか気付いたときには勝っててチーム3-0勝利。
3戦目
vs 赤緑モルネク
もうね、準備するときに相手がドルマゲドン取り出した時点で辛いの、心が。あらやだその後ろにもれなくハートバーンが♡
後攻とれたからとりあえず特攻撃ったらまあいつも通りジアース引っこ抜いてもう大変!
あ!!相手が3コストタップした!!スクランブルチェンジだ!!モルトネクストォォォォ!!!!「うーん…エンドレスヘヴン出します…」…あいや待たれいっっっっっ!!!!!!!!!!たまげたなぁ…
出せないですよーって言ったら相手がモルネクの効果確認した後「じゃあこっちで…(バトライ閣設置)」
じゃあじゃないんだよ君ぃ…それ人が簡単に死ぬんだよ君君ィ…なんて考えてたら相手がテンパってたのかなぜかそのままターンエンド、オリオティスジャッジが怖いだのと隣と話してた。
こりゃチャンスとばかりに学校ブレインタッチで場と手札全部枯らして次に墳墓ぶち当てて急いでラストストーム作ってGO!!勝ってしまった。
横二人がすでに勝ってたらしくチーム3-0、勝手に横は1-1だと思ってただけに余計な冷や汗をかいてしまった。
4戦目
vs ジャックライヤフォーミュラ
なんかまた相手に見覚えが。どうすっかなーと思ってたらまた開始早々横から聞こえる「1コスト、海底鬼面城で、エンド」調子いいっすね。
ハンデスを複数引き込めずに相手にハンドが残った状態でゲームが進んで上からワルスラー研究所とハスキャをツモられ、ドバーっと引かれて終了。完飲。
横もシコシコ回されててダメみたいですね… チーム0-3敗北
5戦目
vs 5cバスター
またっすか、とりあえずハンド枯らしにいくか〜なんて思ってたら4t目に裏切り魔狼月下ぶち当てられてこっちがハンド枯らされて激冷え。忘れてましたよそんなん…
直後にイーヴィル召喚攻撃チェンジバスターラフルル!…なんも殿堂影響ねえぞチクショウ!!
なんとかしようと後手後手対応で粘ってたものの押し切られて負け、チーム0-3敗北。
6戦目
vs 赤単バイク
先攻取っちまったやべえ!からのトップギア出され滝汗。すんなりターボ3まで通されちゃってあ〜〜これ真面目にやばいやつ〜〜〜〜ってなってたらなんとか相手が2ターンくらいトップ腐り札、その隙にあれやこれやして盤面処ってコラプスロックまでいってしまった。
TKが横で轢き殺されてるのはわかってたけど、ばんぱくどうなったんだ〜と思ってたら野生のテック団GOが2枚…とか聞こえてきたため1-1らしいことだけ把握(相手3面バイク)
まあコラプスロックなんでほぼ確定勝利だしスイスイ回してたら「あれは相手したくないですわ…」「俺もあれは相手したくねえよ…」なんて聞こえてくる、横の人たち聞こえてますよ???
チーム2-1勝利
7戦目
vs 緑単サソリス
ここ勝てばオポで可能性あるかも!ってとこだったから気合い入れてGOからの開幕3秒でまた横から「1コスト、海底鬼面城で、エンドです」絶好調かよ。
パクリオでサソリスを持ってったら相手がサソリス引き込めないままジリ貧、こっちも盤面と手札の対処で次元呪文撃つ暇なくてジリ貧、そのまま拮抗してなくもないような状態が続いて気付いたら相手の場にギョギョウが。
上からトレマからのギョギョウがもう1体!! 横にヤドックいたから5打点ありますねー、で盾割り切れば返されないと相談しててGOされる。
クリメモがトリガーして残りの盾にジャッジが1枚あるの確認したものの相手のマナは7、こちらの盤面は勝利ガイアールが棒立ちで次8マナ。
ヤドックは殴り倒せるし一発芸思いついたゾ〜っつってクリメモでコラプスウェーブ持ってきて返しにコラプスジャッジでさよならギョギョウさんたち。
しかしその後盤面取ってほぼ勝ちなところでタイムアップ、無情。
両者敗北は無駄という考えだったらしい相手様が投了してくれたのでチーム2-1で勝利。本当に感謝でした。
結果チーム5-2で最終順位は10位、惜しかった…!
チーム組んでくれたTKとばんぱくはどうもありがとうでした、また機会があれば組もうぞ。
まとめとして、ドロマーハンデスで二日間の個人戦績は6-3、5-2で合計11-5とまあ微妙な数字が出ました。
対面がちょっと偏ればスルッと上位にはいけるかな〜程度の結果ですね。
環境的にはモルネクが著しくキツいものの、それ以外は五分以上で戦うことができる印象を受けたのでやれなくもないです。
ただ、最後まで勝ちきれるかというと…怪しい、と言わざるをえませんので個人よりはチーム戦で握るデッキの択として残るでしょう。
質問等あればコメントやツイッターの方に聞いてくれれば答えますので遠慮なくどうぞ。
以上、偏見気味なレポートでした。